歌詞

君のことなどきっと忘れてくの

僕のわがままさえも

僕の口癖に君はいつも笑う

空の色が赤紫に変わる頃

君の影が綺麗すぎて何も見えなくて

春の風が君を追い越して消えてゆく

僕の影がモノクロームに溶けて

あの日ちぎれそうな指を

二人だけ隠してた想いを

君を追いかけて一人閉じ込めて

心に架けた橋を壊して

君の名前を一人呼んで

僕のことなどきっと覚えてない

君の性格だから

君の見ている世界は僕と違う

あの端まで行ければ何も怖くない

君の背中眩しすぎて何も聞こえない

冬の色が僕らに覆いかぶさっていく

僕の色がモノクロームに消えて

あの日ちぎれそうな声で

君だけを呼んでいたなら

君を抱きしめて

誰よりも大切に

心に架けた橋を渡って

僕の名前をもっと呼んで

「あなた」

君はいつでも僕をそう呼んで

夏の蒸し暑い空気を少しかき消す

君の言い訳はどうしようもない

あの日の夕日が僕を呼んで

きっと僕はただ生かされてる

あの日ちぎれそうな指を

二人だけ隠してた想いを

君を追いかけて

一人閉じ込めて

あの日のこと何もなかったように

君を抱きしめて

できれば拒絶して

二人に架かる橋は崩れて

僕の時間は立ち止ったまま