

あなたじゃない人と恋して
あなたじゃない人と結ばれるような
日もくるでしょう
深夜0時六畳間のレイトショー
色鮮やかなフィルム 私まだ
巻き戻してばっかり
同じ事で笑って
狭い布団で眠る
写真は見せられないものだらけで
世界で一番大切な駄作
愛という不確かがそこにはあった
聞いて
泣き虫で 天邪鬼で
子供みたいな
ダーリン ダーリン
あなたが好きだった
お気に入りのワンシーン
涙でスクリーンが見えない
真夜中よく行ったコンビニ
朝の寝癖 お風呂場の鼻歌
肌の匂い
ロマンチックな花束より
あなたとの思い出を束ね合わす
ブーケあぁ綺麗だな
聞けなくなった曲も多いし
1人は慣れないし
ねえ来世は友達のままでいよう
でも多分私はあなたのこと
好きになるからあぁやっぱり無しで
「まだ
行かないで 終わらないで」
喉元につまる
愛が、恋が夜空に溶けていく
エンドロールはここまで
最後にさようなら
聞いて
泣き虫で 天邪鬼で
子供みたいな
ダーリン ダーリン
あなたが好きだった
いつのまにか過ぎ去った季節に
想い馳せる
色褪せない
2人のフィルム
- 作詞者
Hyno
- 作曲者
Hyno
- プロデューサー
Hyno
- プログラミング
Hyno

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- ⚫︎
cinema
Hyno
誰にでもあるかもしれない、ひとつの恋の終わり。
この曲は、そんな日々を振り返るように描いた一曲です。
六畳間のレイトショーのように、ふたりだけの思い出を静かに再生していく。
「忘れよう」と思いながらも、「忘れたくない」と思ってしまう。
そんな矛盾と向き合いながら生まれた歌です。
特別じゃない、でも確かにあった“ふたりのフィルム”。
夜の時間に聴いてみてください。
アーティスト情報
Hyno
作詞、作曲、編曲、歌唱、プロデュース、全て自身で行い、幅広い曲調を手掛ける音楽センスを持ったメロディーメーカー。 作家として多くのアーティストに楽曲提供を行なってきたのち2023年末、自身のSoloProjectとして発足。 2023年11月に「鬣犬」を発表 2024年4月にセカンドシングル「季節外れの蛍」 を発表 同年9月に1st album 「aporia」を配信
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