歌詞

見覚えのあるような光景は

雨上がりとともに消えた

傘もささずに待っている

来るはずない君の事を

幻の月に照らされた

思い出の日々よ

”さよなら、どうか元気で”

見送る君の涙

もう受け止めきれないけど

”また、いつか、いつの日か”

音にならない声が

繰り返している

あの頃のまま

一人きりでその光景の

入り口に触れようとして

傘もささずに手を伸ばして

記憶に逆らった 新緑の夢

最後の花が咲く頃

嵐の風は止むだろう

暁の鐘が鳴る

すれ違いの夢だった

もう何処にも実らない

幻の月に照らされた

思い出の日々

”さよなら、どうか、元気で”

手を振る僕の涙

こぼれ落ちた、歩き出して

”また、いつか、いつの日か”

笑いあえたらいいね

振り返らないで 時の彼方へ

僕らの儚い思い散る

あの頃のまま

時の彼方へ