

この1本は僕よりも
僕のことを雄弁に語る
透き通った水出しコーヒーが
僕の気持ちを代弁してくれる
もう終わった君との関係
でもこれからも安定
そもそもない反省
だって僕ら分かってる
繋がりはまるで衛星
近付き過ぎたら墜落して
離れ過ぎたら放り出され
僕らちゃんと軌道に乗ってる
距離感を取ってる
ディズニーから帰る時のような
寂しさだけが残ってる
残ってる
言える、君との終わりはハッピーエンド
美化する訳じゃないけどそう感じてるよ
残しているトーク欄のピン留め
未練じゃないよこれは、ちゃんと聞いとけ
君の未来を尊重
この気持ちは本当
でも別れは唐突
ならなかった、口論
僕は創作モード
書き始めるコード
見据えるチャンプロード
ここで未来をリロード
恋人ってラベルを剥がしただけ
困った時はまた僕を頼ってね
なんでかな
アンテナが立ってたら
取りたくなる連絡
「待ってたら変わるかな」
なんてさ
言わない、黙っとく
だってまだ去ってから約2時間
そりゃ思うことだってある
勝手だな
「分かってたら」なんてさ
僕はタバコに火をつける
この1本は僕よりも
僕のことを雄弁に語る
透き通った水出しコーヒーが
僕の気持ちを代弁してくれる
冷えた部屋の空気
回る扇風機
今は僕だけがこの部屋の住人
Fire Stick TV
傷の付いたCD
今は僕だけがこの部屋の住人
今は僕だけがこの部屋の住人
今は僕だけがこの部屋の住人
- 作詞者
Emo Station
- 作曲者
Emo Station
- プロデューサー
Emo Station
- レコーディングエンジニア
Emo Station
- ミキシングエンジニア
Emo Station
- マスタリングエンジニア
Emo Station
- グラフィックデザイン
Emo Station
- ボーカル
Emo Station
- ソングライター
Emo Station

Emo Station の“この部屋の住人”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
この部屋の住人
Emo Station
別れたからといって、その関係まで間違いになるわけじゃない。
『この部屋の住人』は、恋人というラベルを剥がして、それぞれの距離へ戻った直後の時間を描いた一曲。
近付き過ぎても、離れ過ぎても続かない。
だから、これからはお互いの未来を尊重しながら、ちょうどいい軌道を回っていく。
ハッピーエンドだったと思っている。
戻りたいとも言わない。
それでも、別れてからまだ約2時間。
冷えた部屋には扇風機が回り、Fire Stick TVと傷の付いたCDが残っている。
そして今、この部屋の住人は僕一人になった。
アーティスト情報
Emo Station
Emo Stationは、横浜を拠点に活動するアーティスト/プロデューサー。 Hyperpop、Emo rap、Glitchcore、Ambient、Electronicなどを横断しながら、作詞・作曲・ビートメイク・録音・ミックス・マスタリングまでを自身で手がけるDIYスタイルで制作を行っている。 作品の出発点にあるのは、日常の中で実際に観測した感覚や出来事。記憶、距離感、孤独、信頼、身体、生と死、そして言葉になりきらない感情まで、ひとつの答えに回収するのではなく、その時に見えた形のまま音楽へ残している。 「揺らぎ」はその表現を構成する重要な要素のひとつ。白か黒かを決めるのではなく、その間に存在するものや、時間とともに変化していく感覚そのものを扱う。 2021年の統合失調症発症、その後の入院生活などを経験しながら活動を継続。そうした経験も作品の背景には存在するが、それだけを自身の物語の中心には置かず、何気ない日常やくだらない出来事も同じ温度で作品にしている。 音楽活動に加え、AIを用いた音楽プロジェクト「Misery」、ファッションブランド「forM」、自主制作ゲームなど、媒体を限定せず表現を展開。 Emo Stationにとって作品は、答えを提示するためのものではなく、その時そこにあったものを記録するためのもの。 変化しながらも、自分の感覚に対して誠実であることを軸に制作を続けている。
Emo Stationの他のリリース
YASHINOKI RECORDS



