歌詞

１

中古ショップの棚の上　体重計と眼が合った

今ではすっかり主流になったガラスの上に乗るタイプ

アナからデジへのいいところ　一桁詳しく教えてくれる

しばらく使ってふと気が付いた　目盛りの上に二つの数字

心が空を翔び始めたのは　あなたと言葉を交わした日

それからわたしはいつもあなたと

虹を　太陽を　追い続けてきた

２．

初めはなんだかわからなかった　一つ目の数字は体重だけど・・・

喧嘩の次の日　そう　気が付いた　心の重さもわかるんだね？　って

わたしの心　翔べなくなって二つ目の数字増えてゆく・・・

あれから空では雲のパレード

あなたの笑顔も隠してしまった

３．

「やってはいけないこと」をした

別々に・・・と決めた日の　また次の朝にも うかつに乗ってしまった

二つ目の数字　はじけとび　二度と姿が見れなくなった

「さよなら」は　わたしにだけじゃなく

体重計にも重すぎた・・・

体重計にも　お・も・す・ぎ・た・・・

（回想）

心が空を翔び始めたのは　あなたと言葉を交わした日・・・

それから　わたしはいつもあなたと

虹を　太陽を　追い続けてきた・・・