歌詞

大きなロケットで小さな大人が誇らしそうに手を振って

この星を逃げてゆく

土に火を噴いて鳥を追い越して

雲に穴をあけて残して行った煙ほのかに加齢臭

僕はベランダで見えない遠くを見つめている

隣の家の台所美味しいカレーの匂い

数えるほどもない星を今日も待つ

僕は　なぜだろう…

部屋に戻って掌の画面の中に誰を呼ぶ

口元隠したお互いの顔は知らない

「僕らは親友だ」

声も知らない　字も知らない

君のぬくもりもまだ知らない

流れ星なんか見たことない僕らに

大人はロケットから

小石を投げ落としてくれるという

…違うんだけどなあ…

広い家も大きな車も手に入れたけれど

遊びに来てくれる友達がいない

大きなテーブル　大きなベッドの上のシャンデリア

消すのが怖くて　一緒に寝てくれる人もいない

君はベランダで見たつもりの　遠くから目を逸らす

隣の家の　幸せな匂いに嫉妬している

数えるほどもない星を今日も待つ

僕の気も知らないで

部屋に戻って掌の画面の中に誰を呼ぶ

口元隠したお互いの顔は知らない

「僕らは親友だ」

声も知らない　字も知らない

君のぬくもりもまだ知らない

流れ星なんか見たことない僕らに

大人はロケットから

小石を投げ落としてくれるという

僕はベランダで見えない遠くを見つめている

隣の家の台所美味しいカレーの匂い

数えるほどもない星を今日も待つ

僕は　なぜだろう…

部屋に戻って掌の画面の中に誰を呼ぶ

口元隠したお互いの顔は知らない

「僕らは親友だ」

声も知らない　字も知らない

君のぬくもりもまだ知らない

流れ星なんか見たことない僕らに

大人はロケットから

小石を投げ落としてくれるという

…違うんだけどなあ…