要らん壁のジャケット写真

歌詞

ハンモック

瀬谷佑介

開け放った障子戸から 時々家の中を通りお過ぎる風

黒光りの柱の横の黒電話 じりりと回すダイヤル

じりりとゆっくり0に戻る 急いで回しても

大きな家族の大きな座卓 明りの周りを飛び回る虫

近所の人と酒を飲む 祖父の膝の上 煙草の匂い

今ハンモックに揺れ 目を閉じる 目を開ければ全て無くなってしまった

いつかの時間を一人眺めている

団地の前の原っぱで ボールを蹴ったり寝転んだり…ゆく風

草を積み上げた秘密基地 泥まみれの雪ダルマ

うっすら積もった雪よまだ解けるな

野原に組まれた鉄の足場 立ち入り禁止乗り越えてジャングルジム

友達さらってゆくテレビゲーム 鉄格子のベランダでシャボン玉

今ハンモックに揺れ 目を閉じる 目を開ければ全て無くなってしまった

いつかの時間を一人眺めている

庭のある家で 賢い犬を飼って 休みの日の父と 夕暮れの川へ行く

早く大人になって旅に出よう 小さな自分の大きな夢

今ハンモックに揺れ 目を閉じる 目を開ければ全て無くなってしまった

いつかの時間を一人眺めている

  • 作詞

    瀬谷佑介

  • 作曲

    瀬谷佑介

要らん壁のジャケット写真

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