翡翠書庫の魔女のジャケット写真

歌詞

緑柱石の栞

Story Sound-notes

薄い光、ページの隙間

緑柱石の栞が 息をする

灯りの粒を 一つ抱いて

“今日はここまで” きみの口癖

わたしの喉で 真似をしてみる

戻るページと 進むページ

指先だけが 時を決める

栞が刺す 静かな位置

目印だけが わたしたちの地図

戻るために 前へ進む

今日はここまで 明日もここから

ガラスの縁で 言い訳が切れ

甘い痛みだけ 残った夜

光の屈折 わたしを細く

名前の外側 通り抜ける

閉じた扉に 唇当てて

言わない約束 ひとつ増やす

栞が刺す 静かな位置

目印だけが わたしたちの地図

戻るために 前へ進む

今日はここまで 明日もここから

本棚の影が 脈を打つ

“続きをどうぞ”と 背表紙が言う

笑ってうなずく 言葉はいらない

栞の先だけ 少し震えた

栞が刺す やさしい位置

離れてもまた ここで会えるように

戻るために 前へ進む

今日はここまで 明日もここから

  • 作詞者

    Story Sound-notes

  • 作曲者

    Story Sound-notes

  • プロデューサー

    Story Sound-notes

  • その他の楽器

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地下書庫で“名を封じる”索引を編む、ひとりの司書の一夜。
ケルト調×ローファイ寄りのサウンドに、囁き・子守歌・儀式感を織り込みました。女性ボーカル全8曲、物語順に収録。

アーティスト情報

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