翡翠書庫の魔女のジャケット写真

歌詞

見えない索引

Story Sound-notes

指の腹だけが、知っている

白いカードの群れ 題名は空白

並び替えるたびに 息が揃う

“あなたの項目は どこにありますか”

わたしの指紋が 地図になる

見えるものより 触れるもの

名前の外で 手が覚える

見えない索引は 指が読む

行き止まりにも 扉がある

声を使わずに 辿り着ける

あなたの見出しへ まっすぐに

カードの端だけ かすかに赤い

約束みたいな 針の色

“最後の引き出し 奥の奥”

誰にも届かぬ 優先順位

灯りを落として 耳で探す

紙が呼ぶ音 わたしを呼ぶ

見えない索引は 指が読む

行き止まりにも 扉がある

声を使わずに 辿り着ける

あなたの見出しへ まっすぐに

棚と棚との 狭い呼吸

“ここにいるよ”と 紙が笑う

見出しの代価を まだ知らない

それでも今は 手を伸ばす

見えない索引は 指が読む

行き止まりにも 扉がある

声を使わずに 辿り着ける

あなたの見出しへ まっすぐに

  • 作詞者

    Story Sound-notes

  • 作曲者

    Story Sound-notes

  • プロデューサー

    Story Sound-notes

  • その他の楽器

    Story Sound-notes

翡翠書庫の魔女のジャケット写真

Story Sound-notes の“見えない索引”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

地下書庫で“名を封じる”索引を編む、ひとりの司書の一夜。
ケルト調×ローファイ寄りのサウンドに、囁き・子守歌・儀式感を織り込みました。女性ボーカル全8曲、物語順に収録。

アーティスト情報

"