Lyric

ホワイトリリー　もう戻らない

朝日はまだ見えない

少し苦い味をぐっと飲み込んだ

さらさらと流れる髪と

白いレースが頬を撫でる

１秒ずつほら愛しさが

溢れ出してしまうような

あたたかいミルクを持った

君の指先冷たそう

伏し目がちで笑う姿に

胸の奥が苦しくなった

愚かだな 気づけなかった

眼を凝らしたら綺麗なようで

淀んだ白だ

ホワイトリリー 何処へ行くの

都会はきっとこわいよ

マイナスを吐くしか

僕はできやしないけど

ホワイトリリー ねえ教えてよ

花言葉はなんだったっけ

あざとい生き方なんて

ずっとしないでね

ぷかぷかとくらげみたいに

自由に漂ってみたいの

おちゃらけたその言葉に

毒はあったのだろうか

瞬いた星のきらめき

君の瞳に映り込む

暗がりで前が見えない

そこに白い光が差した

驚いた 思い出した

その横顔も強い心も

やっぱ綺麗だ

ホワイトリリー エンドロール

花瓶の泡が弾け

観た事ないような 美しさ纏ってく

ホワイトリリー 響くメロディ

あの曲は忘れないで

そう願っているしか

僕はできやしないけど

ホワイトリリー 残すメモリー

花言葉はこの際いいや

君が思う君をそっと抱きしめた