

3秒後には溶けている雲を
名残り惜しんで暮れていく空
馴染んだ関わりが
それとなく流れていくようで
追いかけられない光の裾を
見送りながら唇を撫でた
向こう側にあると知った
若者たちは肩をぶつけ合いながら
足早に踏みつけていく
置いていかれた鉛筆が
机の上で転がって
誰かの帰りを待っている
踏み台にされた画鋲の跡が
いくつも重なって
夜のシナリオは止まったまま
開かれた窓から侵入した
好奇心の風がパラパラと
軽くページをめくる
夕陽は歪み
太陽は鈍い光りを
漂わせている
3秒前の声が階段で転げて
あっけなく消えていく真昼のホーム
見慣れた車窓の裏に
重たい雲が伸し掛かりながら
太陽を追いかけている
夢の中で助けを乞うように
精密な流れに乗って
疑わずに従いながら丸め込まれ
舌打ちしながら椅子を引いた
散らばった靴が傷ついて
物置小屋で泣いている
遠くで烏が鳴いて
目覚めた後で涙を拭った
過去を賛美する歌が流れて
繰り返されて
同じ景色を投影されたまま
開かれない広場には
疑問が落ち込んでいる
誰が捨てたのか
いつまでも項垂れて
岩となった
ささやかな風の声が
耳の中で絡まって
ざわついている
空に還れもせず
落ちることもできず
- 作詞者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 作曲者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プロデューサー
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- その他の楽器
福 水琴 - Fuku Mikoto -

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手前の空
福 水琴 - Fuku Mikoto -
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福 水琴 - Fuku Mikoto -
life-life
都市の空気や生活の断片を、浮遊感のあるノイズ、語るような歌声、揺らぐ空間で描いたアンビエント・ローファイ・ポップEP。
深夜の街を漂うような、不安定で静かな6曲を収録。
Credit
Music: Suno / Flow Music
Lyrics: Fuku Mikoto
アーティスト情報
福 水琴 - Fuku Mikoto -
その時、その場で生まれる圧力を音へ変換し、体感を言葉へ移し、沈み込む直前に飛散していく情景をとどめた歌たち。 ambient pop / japanese lo-fi / AI song
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