

歪に汚れた整列を乱すように
埃を立てて手を振る人
色濃く体温を残して
その価値を渡そうとしている
受け取ることもなく
立ち尽くした足元に
小さな煤が昇り始め
手数を負った昨日までの
記憶が睡魔のように
のしかかってくる
逃れたいと口をついた
そのとき
窓ぎわのカーテンが揺れて
覚えの無い風が入り込んできた
それはまるで
夢の匂いがした
泣きたくなるような朝焼けの中
頼りない足元に引きずられ
落とした告白を忘れようと
その理由を当てもなく探し回る
唐突に締め出された
手際の良い姑息な手段
張り詰めた雨音が遠くで鳴り始め
立場を弁えろと脅迫してくる
目眩のする階段を
駆け上がるように
守りたい暮しに手を伸ばし
あのとき
微かに見えたチラつく暗号が
出番はまだかと喚き掻きむしる
それはまるで
囚人の雨のように
怯えた部屋に辿り着き
それが自分の空気に
変わっていくような、ある日
見ていた系譜を手放して
硬い窓を眺めている
ガラスに写る顔が
亡霊のように
街の灯りに溶けていった
- 作詞者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 作曲者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プロデューサー
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- その他の楽器
福 水琴 - Fuku Mikoto -

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- 1
手前の空
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 2
深夜ラジオ
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- ⚫︎
aesthetic
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 4
砂の街
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 5
感染区
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 6
変遷狂歌
福 水琴 - Fuku Mikoto -
life-life
都市の空気や生活の断片を、浮遊感のあるノイズ、語るような歌声、揺らぐ空間で描いたアンビエント・ローファイ・ポップEP。
深夜の街を漂うような、不安定で静かな6曲を収録。
Credit
Music: Suno / Flow Music
Lyrics: Fuku Mikoto
アーティスト情報
福 水琴 - Fuku Mikoto -
その時、その場で生まれる圧力を音へ変換し、体感を言葉へ移し、沈み込む直前に飛散していく情景をとどめた歌たち。 ambient pop / japanese lo-fi / AI song
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