

なぞる視線を深く残して
境目のない境界を行き交って
消えたライトが今も残っている
ゆっくりと漏れ落ちた空気を
ベッドの傍に置いて
頼りない足元を探りながら
汗を拭った
すり抜けた陽炎が
ゆらりと現れて
僅かばかりに手を振りながら
そっと視線を外している
このままだろうか
縊れた声が詰まったまま
世界は白くなった
滑稽な踊り子がリズムを忘れて
誰かの視線に応えられず
囲われた拍手の中で
項垂れている
誰もが笑いながら
砂袋を抱え込み
嵐が去るのを待っている
砂山から掘り当てた財宝が
蜃気楼の向こうで発光して
誘惑を繰り返す
虚構の水が舌に沁みて
じっとりした甘味が
喉の奥で刺さったまま
乾いていく
水面が太陽を照らして
深く、強く、突き刺さる
馴染めなかった床下に
隠しておいた砂袋
いくつも重なって
取り出すことも叶わない
沈んでいくオレンジのライト
少し冷えたテーブルには
もう、誰も居ない
- 作詞者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 作曲者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プロデューサー
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- その他の楽器
福 水琴 - Fuku Mikoto -

福 水琴 - Fuku Mikoto - の“砂の街”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
手前の空
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 2
深夜ラジオ
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 3
aesthetic
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- ⚫︎
砂の街
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 5
感染区
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 6
変遷狂歌
福 水琴 - Fuku Mikoto -
life-life
都市の空気や生活の断片を、浮遊感のあるノイズ、語るような歌声、揺らぐ空間で描いたアンビエント・ローファイ・ポップEP。
深夜の街を漂うような、不安定で静かな6曲を収録。
Credit
Music: Suno / Flow Music
Lyrics: Fuku Mikoto
アーティスト情報
福 水琴 - Fuku Mikoto -
その時、その場で生まれる圧力を音へ変換し、体感を言葉へ移し、沈み込む直前に飛散していく情景をとどめた歌たち。 ambient pop / japanese lo-fi / AI song
福 水琴 - Fuku Mikoto -の他のリリース



