愛すべき退屈にのジャケット写真

歌詞

生花と人工呼吸器

世捨て人

ぼやけた頭の奥は空っぽで

ノイズがよく響く人間味のない部屋

剥がれ落ちた思い出と止まない耳鳴りが

死んでしまえと歌っていた

できるはずもないのに

飾られた花が眠る君と重なった

フラッシュバックする空白と病室

今も忘れられないあの単調な音

無感情にただ響いて

僕を操ってる

君の声で滲んだ空と焼ける夏雲に

叫んだって無意味だって

分かっているのに

また日々がぼやけていく

微かに光る一本の街灯を

隠すように揺れる夕日を見ていた

苦しさばかり目立って見えるから

目の前の夢だとか幸せが霞んでいく

叶えたい夢と君との時間なんてさ

選べる訳ないよ腐った僕には

本当は気付いてるんだ

花も朽ちて歳をとっていく

変わらない日常も

君のいない世界のことも

今も鳴続けてるあの単調な音

無感情にただ響いて

僕を操ってる

君の声がしていた空と昇る朝焼けに

叫んだって無意味だって

分かっているのに

また日々がぼやけていく

  • 作詞

    夏目透歌

  • 作曲

    夏目透歌

愛すべき退屈にのジャケット写真

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幸福な日常に退屈していた主人公の名月は、偶然ある画家の遺書を拾う。
それから悪魔が憑依して、何でも3つだけ願いを叶えてくれるという。
女優を志していた名月は、興味本位で物語の主人公のようになりたいと願ってしまうが、対価として親友を失ってしまう。

名月は残りの願いで自分の夢を追うのか、それとも親友を救うのか。

世捨て人のコンセプトアルバム。

アーティスト情報

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