歌詞

離れないよう硬く縛りすぎたかな

恋結びはもう2つにちぎれて

くくられても落っこちた私の印には

募る好きとズルいの想いが

半開きのままになった

ドアに固く鍵をかけるように

遠のく光が

夢見るなら今だよって

言葉が耳にこびりついていた

それだけじゃ物足りないのに

願いが叶ったり叶わなかったり

運命には敵わなかったり

思い出されるきっかけなど無い景色を

眺めれば君が僕の思考を奪ってく

ふとした時に見上げる夕方の空

神様はいなかった

半開きのままになった

ドアを無理矢理こじ開けるように

射し込む光が僕の横顔を照らす

諦めも大事だよって

言葉が耳にこびりついていた

もがいてる理由も知らずに

想いが届いたり届かなかったり

優しささえ届かなかったり

あなたなんだよ命の意味もその証も

神楽舞う夜君を抱き寄せられなかった事

離れてゆく袖を掴めなかった事

神様はいないのかな

人は繰り返しその愛を

麗しいほどに

零しながら繋いできた

その尊さに

その健気さに

天は微笑みと愛情を恵むと信じていたい

でもね

僕たちが出逢ったり響かせあったり

あまりに脆く溶けていったり

不安になるよ永遠など無い世界に

奇跡の中であなたと息をしていたかった

これから歩む軌跡も君とが良かった

神様はいなかった

君を愛してるようで

愛されたかったのが本音

君に付けられた傷を

その手で癒して

どんな歌を聞いたって

僕を優しく包んでくれる

君のようなそんなものはありやしないから

この歌に乗せて叫んでしまおうか

嗚呼