Lyric

ただの勘違いだった

君はとっくに飛んでいるのに

同じ窓を見た君と

同じ歩幅だった気がしてた

指を咥えていた

あの君はここからどこへ

そっと顔を背けて

見てないフリ

このまま一人で

吹かれて崩れるの

古い棚の空箱で

工作しようとする子供ら

胸を張った若者は

青い本をただ眺めている

頭を空にして

人形は右に倣えと

揺れる拍でタクトを

振ってるフリ

気づかずいつしか

鏡を見てただけ

叶わずにきっと全てが

思い通りにならないけど

意味もなく強い力で

時の流れが削れるけど

どこかへ向かって

指を咥えていた

あの君はここからどこへ

そっと顔を背けて

見てないフリ

このまま一人で

吹かれて崩れるの

叶わずにきっと全てが

思い通りにならないけど

意味もなく強い力で

時の流れが削れるけど

夢見てた遠い日々とは

違う場所かもしれないけど

目を閉じて歩いていれば

どこかへと行けるはずだから

理性を無くして

垣根を壊して