歌詞

はたから見れば

冴えないおっさんの集まり

卓囲んで談笑してなごやか

牌をジャラジャラ

飲み会帰りでほろ酔い

上司の愚痴言い合って

笑い合う

煙草に火つけ　さあ対局

目つきガラリと鋭くなって

その空間は誰も立ち入れない小宇宙

終局間近 熱量は上昇

終わればさっきが夢のよう

閑散とした

路地裏にひっそりある雀荘

今にも崩れそうな二階で

生死を分ける戦い　再開

一番端 窓際の専用卓

叩きつける牌から火花散る

親のリーチ宣言 点棒の赤で

1000℃を超えはじめる

タバコ吸う手 見て気付いた

小指が見当たらない

痺れる戦いは周りをも巻き込む

空気読めないギャラリー引き留める

覚悟のないあなたはいちゃいけない

熱量は10,000℃を超える

目つき変わらず鋭さ増して

その空間は誰も立ち入れない小宇宙

終局間近 熱量は上昇

終わればさっきが夢のよう

長い夜はまだ続く