三度目のSU-ZUKIのジャケット写真

歌詞

スクロール・エンド

SUZUKI

惰性で滑らせた親指が摩擦熱の前にふと止まる

「あ行」から「わ行」陳列された思い出の博物館

最後に会ったのはいつだっけ?新年前のあいつは元気かな

今じゃ顔も思い出せないただの文字の羅列になった

出会いなんて所詮は交通事故みたいな確率論の産物で

擦れ違ってぶつかってそのまま通り過ぎて

「一生の友達」なんて書かれた安っぽい手紙は

牛乳よりも期限が短くてすぐ腐っちまうもんだろ?

(だけどこれは)計算が合わないんだよ

(整理整頓断)捨 人間関係のアップデート

そんなフィルターを何回くぐり抜けたって

しぶとく俺のリストの一等地に居座り続けてる

始まりの合図なんて誰も鳴らしちゃいないのに

「いつから?」なんて聞かれても答え合わせは不可能だ

運命だとか前世だとかそんな大層なもんじゃなくていい

ただ無数の「なんとなく」が重なって

俺達は今日もここで笑ってる

契約書も約束もなんも交わしてないけど

君がそこにいることだけがこの世界のバグで、正解

数百人の「他人」に変わった人たちを横目に

この「なんとなく」が魔法みたいに続けばいいと思ってる

この銀河の片隅で同じ時代に生まれたとか

そんなデカい話にすり替えりゃ少しはロマンチックに見えるかい?

実際は金の貸し借りも情けない傷の舐め合いも

全部ひっくるめて泥だらけのまま歩いてきただけ

綺麗な言葉で飾られた友情ごっこはもうお腹いっぱい

殴り合える距離感で沈黙すら愛せる温度感で

淘汰されていく記憶のその最果てで

君のマヌケな顔だけがハイライトされてるんだ

必要な時にだけ連絡してくる奴はいらない

調子いい時だけ寄ってくる奴もいらない

理由なんてない時に「暇か?」って言える

その「無意味」だけが俺達を繋ぐ

きっかけなんてもうゴミ箱に捨てたよ

「いつまで?」なんて聞くなよ終わる気配すらないんだ

天文学的確率で弾き出されたこの「腐れ縁」を

俺は愛と呼ぶことにした

何千回の「さよなら」の裏側で

たった数回の「なんとなく」が勝ち残った

スクロールの果て指先が選んだその名前が

明日も俺を生かす理由になる

ここがスクロール・エンド

理由はなくていいよ

ただの「なんとなく」が

俺達の全て

俺達の全て

ここがスクロール・エンド

  • 作詞者

    SUZUKI

  • 作曲者

    SUZUKI

  • プロデューサー

    SUZUKI

  • ボーカル

    SUZUKI

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