

駅前の銀杏を踏んで帰る
赤いマフラー 片方の手袋
君が貸してくれた古い傘には
乾いた雨の匂いが残る
日暮れが昨日より早くなって
言えない言葉まで冷えていく
秋が深くなるたび
君のいない席が広くなる
栗の殻を割る指先に
小さな冬が触れている
ねえ あと少しここにいて
湯気の消えるまで話そうよ
色づく葉が落ちるその前に
好きだったと伝えたい
図書室の窓に曇る白い息
借りたままの本に栞を挟む
君の丸文字 ページの隅で
遠い約束みたいに笑う
帰り道の川は黒く澄んで
水面に細い月を揺らしてる
秋が深くなるたび
君のいない席が広くなる
焼き芋の甘い匂いの中
胸の奥だけ急いでる
ねえ あと少しここにいて
終電の時刻は見ないでよ
色づく葉が落ちるその前に
好きだったと伝えたい
最後の一枚が枝を離れ
靴のそばで音もなく止まる
「またね」じゃなくて 今ならきっと
ちゃんと君の目を見て言える
秋が深くなるたび
君と歩いた道が近くなる
冷たい風に背中を押され
震える声で名前を呼ぶ
ねえ もう少しここにいて
朝の匂いが来るまで話そう
色づく葉が落ちたそのあとも
好きだよって伝えたい
駅前の銀杏を振り返る
君の手袋をポケットにしまう
- 作詞者
YUKIYA
- 作曲者
YUKIYA
- プロデューサー
YUKIYA
- プログラミング
YUKIYA

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葉が落ちるその前に
YUKIYA
アーティスト情報
YUKIYA
「聴く人の心に寄り添う音楽」をテーマに活動するアーティスト。 愛や勇気、希望、挑戦、そして日常の中にある小さな感動を大切にし、誰かの背中をそっと押せるような楽曲制作を目指しています。 ジャンルにとらわれず、ポップス、ロック、バラード、フォークなど幅広い音楽に挑戦し、一曲ごとに異なる世界観を表現しています。 これからも、自分らしい言葉とメロディで、多くの人の心に残る音楽を届けられるアーティストを目指して活動していきます。
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