

改札のむこうで
うすい風が笑ってた
ほどけかけのリボンみたいに
夜が肩にふれてくる
ねえ
わたしの名前は
ちゃんと呼ばないでいて
その曖昧が今日は
すこし きもちいい
ネイルの先で
グラスをなぞってたら
言えないことばかり
きらきら溶けてゆく
ねえ
さみしいって言えば
ほんとになっちゃいそうで
だから
甘いものだけ選んで
ごまかしてるの
ミルク色の深夜に
くちびるだけでゆれてる
好きときらいのあいだで
まだ遊んでいたいの
わがままなくらいでいい
きれいじゃなくてもいい
抱きしめないで
でも離れないで
そんな夜が欲しいの
笑った顔ほど
ほんとは危ないね
やさしくされるたび
すこしずつ崩れてく
香水の奥に
消えない体温がある
忘れたいことほど
なぜだか似合ってしまう
髪をほどけば
夜までやわらかくなる
見ないふりしてる
その視線も知ってる
ねえ
やさしさはたぶん
正しさとは違うね
だから
壊れそうなままで
見つめてしまうの
ミルク色の深夜に
まつげの先がゆれてる
夢とうそのあいだで
まだ踊っていたいの
つよがりなくらいでいい
可愛くなくてもいい
触れないでいて
でも見ていてね
そんな夜もあるでしょう
愛なんて
言わなくていい
ぬるい体温だけで
すこし安心する
ひとりでも平気なふり
もう上手になったのに
どうして tonight
こんなふうに
会いたくなるの
ミルク色の深夜に
くちびるだけでゆれてる
好きときらいのあいだで
まだ遊んでいたいの
わがままなくらいでいい
あまく乱れてもいい
抱きしめないで
でも離れないで
そんな夜が欲しいの
街の灯りが
にじんでほどけて
朝がくるころ
わたしはまた
すこしだけ甘い
- 作詞者
しゅか / Room no.38
- 作曲者
しゅか / Room no.38
- プロデューサー
しゅか / Room no.38
- ギター
しゅか / Room no.38
- ベースギター
しゅか / Room no.38
- ドラム
しゅか / Room no.38
- キーボード
しゅか / Room no.38
- シンセサイザー
しゅか / Room no.38

しゅか / Room no.38 の“ミルク色の深夜”を
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ミルク色の深夜
しゅか / Room no.38
甘さとさみしさのあいだで揺れる、曖昧な深夜を描いた楽曲です。
触れそうで触れない距離感や、言葉にしない感情の温度を重ねています。
やさしさと不安が同時に存在する、ほどけかけの夜の質感を表現しました。
アーティスト情報
しゅか / Room no.38
しゅか / Room no.38です。 J-POPやHIPHOPを軸にしながら、 感情をそのまま吐き出すのではなく、 感情が揺れ、壊れ、歪んでいく「過程」を言葉にしています。 癒しや答えを用意することよりも、 触れられなかった部分や曖昧な途中経過を、 そのまま残す表現を大切にしています。 音楽は、感情を盛り上げるためのものではなく、 思考が進んでいくためのリズムだと考えています。 バラード、rock、EDM、K-POPなど、 表現に合う形を選びながらジャンルを横断しています。 わかりやすさより誠実さを。 完成より現在地を。 この音と言葉は、 自分探しの物語ではなく、 「いま、ここで生きている」ことの記録です。 楽曲の形はバラード、EDM、HIPHOPなどに限定せず、 詩を起点に、必要な音を選んでいます。 わたしにしか書けない唯一無二を大切にしています。
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