夢の扉のジャケット写真

歌詞

珈琲の香り

Hiromi

街のはずれの 波止場に近い

古い造りの 喫茶店

昔ながらの サイフォンの

店の珈琲 一人待つ

ねぇ お父さん

あの日二人で 腰かけた

ねぇ お父さん

椅子もそのまま 残っています

船の時刻を 気にしてのぞく

父の形見の 腕時計

無理なこととは 知りながら

ひとりこころで 呟いた

ねぇ お父さん

ここでも一度 珈琲を

ねぇ お父さん

向い合わせで 飲みたいですね

柱時計の かすかな音も

九年むかしと 語ってる

父に連れられ 嫁ぐ日に

島を初めて 出た朝(あした)

ねぇ お父さん

わたしあの日の 珈琲の

ねぇ お父さん

香り今でも 憶えています

  • 作詞

    艿蕪庵まどか

  • 作曲

    夏城晴彦

夢の扉のジャケット写真

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