奇妙に曲がった七面鳥

クリスマスイブが誕生日の若者が主人公。コロナ禍、自分の誕生日なのに誰一人お祝いに来ないことを知っている主人公は、ワインやケーキ、七面鳥を買って一人誕生日会をやろうとしている。
お酒のせいもあり、だんだん虚しさが心を占拠し、七面鳥が首を傾げて何か問いかけているように思えてくる。
なんでこんな虚しいことを自分はしているんだろう。
世界を、人の繋がりを分断したコロナウィルス。主人公の独りぼっちの誕生日は数年で終わったと聞いている。
スチールドラムによる楽し気にも映り、何故か物悲しくも感じる演奏からPOPブルースに移るイントロもお楽しみください。