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アコースティックドラムとピアノを基調にした、シンプルかつ静謐なサウンドが印象的な楽曲。
閉ざされた部屋の空気感や、微かな光や風の変化といった繊細な情景が、余白の多い音作りで浮かび上がる。打ち込みではなく、アコースティックな質感を残したドラムの柔らかい響きと、淡いピアノの旋律が、止まった時間の中で緩やかに揺れる心情を描く。
歌詞は、動けない日常と窓の外に広がる小さな変化の対比が中心。壁のシミや静かな影が語りかけるような描写は、孤独感や内面の停滞を映す鏡となっている。
一方で、曲の後半には「光が差して」「影がほどける」という言葉が現れ、わずかに前を向く感覚がにじむ。何も変わらないようでいて、ゆっくりと呼吸する部屋の空気がやがて動き始めるような余韻を残す。
タイトルをひらがなで表記することで、やわらかく曖昧な時間の流れ、触れれば崩れそうな気だるさを表現。
日常の片隅にある心の沈黙や、見えない感情の機微を、飾らず淡々と紡いだ楽曲。
Based in Okinawa/Japan 都市の夜気や心の揺らぎを「日常に潜む現象」として映し出し、 「純粋な心で内にある熱を見つけ、それを宇宙のように広げたい」という思いを込めている。