歌詞

雨の跡　風の匂い

乾いていく涙に　溶けた記憶

海沿いを　バスに揺られて

キミの街へ急いだ　夏は遠く

あの日のまま　変わらないことなど　残ってないのに

ひとつだけ　取り残されたままの

いつも　いつでも　いつまでも好きと

忘れたくない　忘れないままの

さよなら

閉じ込めた夏　離れないその思い出

眠らずに朝を迎える

この街にも季節は流れていく

一緒にいた時間は優し過ぎて　眩しかったよね

振り向かないよ　ちゃんと覚えているから

流れる星に　赤い夕焼けに

海に映る　蒼い　青い空に願うの

いつまでも

素直なままでいられるように

キミがこれからも　あの日のままの

忘れられない歌で聴いたような

眩しい朝日が　照らす夢の中

笑っていてね

忘れた振りしていても　思い出す度　胸が苦しく

千切れそうになるの　繰り返す夏が終わる　終わっていく

約束も柔らかなぬくもりも

傷つけた後で夜をひとり泣いたことも

さよなら

閉じ込めた夏　動き始める

空と水面に散らばる光が

街の灯りに　今は霞んで見えるけど

さよなら

照らす夢を見るの　手を離すよ

いつも　いつでも　いつまでも好きよ

忘れたくない　忘れないままよ

さよなら

過ぎていく夏