朝焼けで染まらなかった目さえ
夕焼けで潰れかけ
片方の目だけで勝手に前見て
うちに帰りました
暗いトンネルをなんなく通ったあと
足の速い日々を思い出しても僕は
悲しくはないのです
ただ地獄の沼の底みたいだったあの部屋を
思い出すだけ
思い出すだけです
海は遠くて見えっこないので
思い出すだけ
思い出すだけです
手を振ってる子の影も
見えませんでした
強張った体で虚ろでした
光る街の真ん中であんなに悲しくても
涙こらえた最後の言葉が
「会えてよかった」でホッとしたんです
今はもうあの時のこと思い出しても
僕は悲しくはないのです
ただ君の顔が蘇り置き去りのなにかを憂い
眠れないだけ
眠れないだけです
海は遠くて見えっこないので
眠れないだけ
眠れないだけです
手を振ってる子の影も
見えない場所から
思い出すだけ
思い出すだけです
海は遠くて見えっこないので
思い出すだけ
思い出すだけです
手を振ってる子の影も
見えませんでした
朝焼けで染まらなかった目さえ
夕焼けで潰れかけ
涙こらえた最後の言葉が
「会えてよかった」でホッとしたんです
- 作詞
ドクガエル
- 作曲
ドクガエル
東京恋慕 の“海が遠い場所からの歌”を
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- 1
砂 (2022 再録)
東京恋慕
- 2
水辺でさようなら
東京恋慕
- 3
どうしよう東京テレポート
東京恋慕
- 4
誘拐 (弾き語りver.)
東京恋慕
- 5
砂 (弾き語りver.)
東京恋慕
- ⚫︎
海が遠い場所からの歌
東京恋慕
- 7
水面
東京恋慕
わたしは物心ついたあたりから海や水辺がとても好きで
いつも胸を躍らせながら水面を覗いていた
よく一人で海まで行っては歩いて橋を渡りながら
向こう側の景色を眺めていた
頭の中身を言い表せないもので一杯にしながら
浜辺に座って砂を選り分けたり
水槽で揺蕩うジャイアントケルプを見上げたり
誰かの面影に纏わりつかれながら
観覧車の中から水平線を凝視したり
すっかり暗くなったあの橋の麓で
虹色の傘をさして歩いたりしている
1.砂(2022 再録)
2.水辺でさようなら
3.どうしよう東京テレポート
4.誘拐(弾き語りver.)
5.砂(弾き語りver.)
6.海が遠い場所からの歌
7.水面