歌詞

遥か昔からの掟 災いと生贄の性

繰り返される宿命は 次は誰を望むのか

村で生まれし双つの子 選ばれたのは片割れ

災い鎮める者として 黑い森へ捧げられた

生贄を求める悪魔など

なにゆえ皆崇めるのか?

携えるは剣と松明

悲しみは 巡り会う

ずっとここで待っていた

見たことないものを待っていた

爪も牙もないけれど

私に似ている君は誰?

素敵な歌はもっている?

自分の名前はもっている?

森の外からやってきた

初めて出会う同じ声

遥か昔からの掟? 災いと生贄の性?

姫は首を傾げながら 湖へ歩き出す

恵もたらす「命の水」 飲んだものは不死の体

大地を巡り世界を 「災い」から守る力

生贄は? 「誰も求めてなどいないわ」

なら君は?「命の水守る獣」

そう語る 私と僕の目が合う

同じ色の 髪と瞳

ずっとここで生きてた

暗い森の中に住んでいた

教えて 君の世界は

今日も平和に過ぎている?

素敵な歌が響いている?

新たな命は芽吹いている?

守れているならよかった

母狼(はは)から継いだこの役目

生きる世界が離れても

どこかできっと繋がれる

教えてくれたこの歌を

口ずさめば一人じゃないよ

ずっとここで待っている

あたたかい闇の中で

私のいない世界を

君の(僕の)心が愛せるように