ラピスラズリの帝国のジャケット写真

歌詞

ラピスラズリの帝国

めりろれっく

永久に遠のく 星の軌跡を たどって

そらに また とびこむよ

行き場をなくした 真夏の残骸

頂 立ち尽くした きみ 見つめた

日が落ちるのが早すぎて 忘れ物をとりもどせずに

戸惑う星の重力は どうもぼくらには重すぎたね

移ろいあせる葉の色を 見えないふりしたひざがしら

冷えてく体温をなぞり ノイズの先を願った

たとえ ほうき星のような はかなく消える光でも

あの日 きみ を見つけたんだ 手の届くはずもないけど

幾億 幾千 星の砂が 不意に隣り合った 奇跡のような

平凡をただ 今は 夢見ながら 星空に 放つよ Voyager!

向日葵は土にうなだれ 彼岸花は咲き乱れる

移り行く虫の音色に 星の心打ち乱れて

どうか久遠にお達者で でも今日は、少しだけ

一人乗り銀河列車に 肩を寄せて乗り込んだよ

刹那の夢 究理の渦に 巻き込まれ消えるその前に

君がつぶやいた願いは 星座に届いていますか

あの日 あおいだ星空は 欠けることもなくここにある

無重力に こころ 浮かび 宇宙の真実に近づいた

あの日 世界は すべて

きみのために 生まれた

  • 作詞

    めりろれっく

  • 作曲

    めりろれっく

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    ラピスラズリの帝国

    めりろれっく

物語音楽を得意とする「めりろれっく」にとって初挑戦となるボカロックの要素を取り入れた楽曲。夢見るようなピアノの和音から始まり、刺すようなストリングスと掻き鳴らされるギターがドラマチックな展開を見せる。随所に変拍子を交えた多彩なフレーズの上に、耳元で囁くようなボーカルが寄り添い、とある田舎町で異界に巻き込まれた二人のストーリーが紡がれる。宇宙を舞台にした物語の結末に沿って、最後は空に音が満ちていくようなサウンドが広がる。ジャンルを超えた作風を見せる「めりろれっく」の新境地をお楽しみください。

アーティスト情報

  • めりろれっく

    ストリングス・サンプリング素材を駆使し、ダンスミュージックからアンビエント・クラシックまで幅広い作風を横断する。曲ごとに独特の世界観・物語性を表現することが得意。特に囁くような調声から生み出される『病み』と『闇』によって、聴くものをどこか懐かしいけどどこにもないような異世界へと誘う。

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