

封土の上で風が鳴る
私の名が少し削れる
石室の口が開き、風が私の名を削る
草の刃が足首を撫で、星の粉が舞う
遠吠えの尾が丘を越え、胸骨で反響する
目を凝らせば、石の瞼が瞬く
一・二・三/四・五・六 骨の駆け足
追えば遠のき 踏めば沈む
走るな、風が追う!
振り切るほどに 音が痩せる
走るな、風が追う!
息を整え 影を並べろ
封土の上で灯が短く揺れ、誰かの名が転ぶ
狼風が耳介を噛み、拍の端をちぎる
私は歩く、丘の縫い目に沿って
フィドルの傷が、空を縫い止める
丘よ、眠れ 名よ、伏せろ
風よ、私の背を 軽く押せ
走るな、風が追う!
振り切るほどに 音が痩せる
走るな、風が追う!
息の拍で 夜を越える
遠吠えは薄れ 星は濃くなる
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アーティスト情報
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ダークで少し不思議、でも耳あたりはチル。ローファイ/ヒップホップ/ジャズのエッセンスを少しだけ織り込み、読書・勉強・作業・休憩に寄り添うサウンドをお届けします。童話や旅人、魔女、古書、霧の森……そんな“情景”から生まれた曲や、物語をなぞるプレイリストも公開中。
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