歌詞

蹄の音響かせ

古巣へと混乱を

胴体には拘束具

嬌声にも似た音

明日さえ掴めない

暗闇で足掻く日々に

もう一度幻で良い

夢を見させて

梅咲くほど刻経ち

奇跡のように

湧き立つ情熱が乞う

"その踵を上げよ"と

いざ啼き声上げ歌う

記憶を 想いを 心からの叫びを

今君からの願いは

ハリボテだらけの壁を壊す

一振りの剣華

故郷の地は遠くに

崩れ落つ城壁は

虚しさから際立つ

黒と白の不均衡(アシメトリ)

緑の丘ひび割れ

かつての美 失っても

荒波越える舟のよう

また返り咲く

駆けつける主人達

厳しいようで

温かな檄が飛び交う

"その鼻先上げよ"と

また相まみえる刻が

来るとは 思いもよらぬ驚嘆だった

今自らの願いは

ツギハギだらけの道程を

射抜く破邪の弓矢

いざ啼き声上げ歌う

記憶を 想いを 心からの叫びに

今君からの願いは

ハリボテだらけの壁を壊す

剣華に

また相まみえる刻が

来るなら

荒屋 突き破れ 再来の蹄よ