Lyric

目は虚に 手は項垂れ

まばらな背中たちが霞み行く

少し前の当たり前は

一世紀昔のように遠い

黒い言葉白いシールド

仮想の海は荒れ狂う

何を信じる？

誰を責めるの？

曇天の朝の君に贈る心

Pray 生きて欲しい

それだけでいいの

生き甲斐も恥もその後で

命の炎それより大事な物

あるものか 今の今繋いで往こう

呼吸さえも 憚られた

白球の向こう 歓声は遠く

数字のみで推し量れない

粘膜の奥で這い廻る蟲

解放して楽になりたい

何より恐いのは人だ

いつまで続く？

誰が正しい？

孤独と正義の中で揺れる夜も

Pray 生きて欲しい

それだけでいいの

憧れも悔いも眠りの後

命の炎それより大事な物

あるものか 今日の今日失わずいて

Pray 生きて欲しい

それこそが総て

いつか多くの声色が響く日

光は闇の横で際立つわ

その刻まで根を張り続けて

命の炎それより大事な物

あるものか 今の今繋いで往こう