吐き捨てるような毎日を
飾り立てるときは来るのかな
闇雲に渡った歩道橋
行き着いた先で街を見失った
降りしきる雨に体温を奪われ
律儀な雑踏にほだされて、
終わらない不安が募り出す
寒空の下で吹き抜ける
風が色を奪うように
時が経つほど忘れることが増える
謝れるときに謝って
許せるときに許せるように
明日の朝には悪い夢が覚めるように
昨日にさよなら
浮わついたような春の日に
何も変わらぬ僕は場違い
降りしきる雨に体温を奪われ
律儀な雑踏にほだされて
終わらない不安が募り出す
いつでも寒空の下で吹き抜ける
風が色を奪うように
時がたつほど忘れることが増える
謝れるときに謝って
許せるときに許せるように
明日の朝には悪い夢が覚めるように
リズムと音程外さぬように
くだらない歌を今日も歌う。
寒空の下で吹き抜ける
風が色を奪うように
時がたつほど忘れることが増える
知らぬ間に大人になり
平気な顔をするのが多くなる
時がたつほど忘れることが増える
謝れるときに謝って
許せるときに許せるように
明日の朝には悪い夢が覚めるように
気まぐれに人を傷つけたままで
まともな明日なんて来ないだろう
- 作詞
satori
- 作曲
satori
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- ⚫︎
スパイス
satori
『謝れるときに謝って 許せるときに許せるように』
プライドが邪魔して素直になれなかったあの頃の感情も、時と共に変化する。無理をして今謝ろう、許そうとするのではなく、そのときが来るように日々を過ごしてほしい、そのときが来ているのなら気づいてほしい。
曲名のスパイスは、そのまま食べると苦かったりクセが強かったりするが、煮込んで時間を置くことで必要な味になるという意味が込められている。許せなかったこと、謝れなかったことも人生のスパイス。
誰もが心に抱える不安定さや不完全さを否定せず、もどかしさを分かち合うような楽曲となっている。
アーティスト情報
satori
社会人をしながら音楽活動を続けるシンガーソングライター【satori】 誰もが抱える不安定さや不完全さ、心の奥に隠している弱さと強さを紡ぐ等身大のアーティスト。 聴く人のストーリーに寄り添い照らすような楽曲が心をとらえ、幅広い世代の支持を得ている。 作詞作曲から編曲・mixまですべての作業を手掛け、ジャンルを問わず様々なタイプの楽曲制作ができるマルチプレイヤー。
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