

浴衣姿の君 横顔ばかり見てた
いつもと違う匂いに 心がざわつく
金魚すくいも 綿あめも
君となら全部 特別に思えた
ただそれだけで 幸せだったのに
「来年もまた、来ようね」って
笑う君の声が遠くて
本当は 胸が痛かった
あの夜の花火が 空に咲いて
言えなかった「好き」が 胸に残る
君の隣で笑うだけで 精一杯だったよ
ねえ、気づいてた? この想い
浴衣の帯を直してくれた手に
触れたくて でも触れられなくて
「ずっと友達でいようね」
そんな約束 いらなかった
一歩だけでも 踏み出せたらよかった
帰り道 少し黙った僕に
「眠いの?」って君が笑って
苦しくて でも嬉しくて
花火の音に かき消された
心の中の「好きだよ」が泣いてる
この距離を壊せないまま
来年もまた 君の隣にいたい
でもそれじゃ 何も変われないよね
夏が終わる前に 伝えたくて
言葉を探しても 君はもう
「じゃあね」と手を振って 背を向けた
花火だけが 夜空に残ってた
今でも あの夏の君が
胸の奥で 笑ってる
- 作詞者
凛音
- 作曲者
凛音
- プロデューサー
凛音
- ボーカル
凛音

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言えなかった花火
凛音
高校最後の夏、いつもの夏祭り。
浴衣姿の幼なじみを前に、「好き」の言葉がどうしても言えなかった。
花火の音にかき消された片想いのまま、夏は終わってしまった…。
この曲は、誰もが一度は経験する「言えなかった恋」を描いたJ-POPアコースティックバラードです。
アーティスト情報
凛音
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