マチエールのジャケット写真

歌詞

Chilly youth

おのっく

オゾン層の裂け目から漏れ出してきた光が

朝霧に匿われたのを見たんだ

仮にそれを企みと紐付けるなら

不埒な

不快感

目合ひ

バツ悪い

安く無い

キャップ被り

僅かな

咲く花

かぐ香り

春は遠い

枕濡らしながら窶す時

幼気な

自戒では

未来で

闇が見えた気がしたんだ

然し詮無き事

生は移ろう

べきと思う

揺らぎの中

腐り果てど

償いが浄化

貫いた頑丈さと行くよ

油断大敵だ

疑って生きな

いつだって逸脱するよりも

楽になれるさ

模造真珠の首飾りがあなたを立てる

求められた生き方に頷いていくの

能面師が自分の顔を忘れるまで面と向き合う

母国語を忘れるまで異国を流離う

オリジナリティを消失させる程の

インパクト

に拍動が加速する

人生は脚本だ

脚本は基本約束だが

刮目するべきはアドリブ利く脇役

この天国から脱獄して眷属と落ち合う

目利きなら得意だと怜悧なフリ役回り

空振りの盃

彼の国の後継ぎ

愛想とガソリンを振り撒き

振り出し

触れ合い

光る指先

未消毒

いごっそう

時代に逆行

そして順行

獅子口のような面やがて綻ぶ

霧の晴れて土瀝青の逃げ水

値崩れしたヘルスメーターの上

Danse diabolique

Hellmesberger

Endangered エトピリカ

Made in Japanの

レッドリストは

エゴイストによる健康志向

千利休像から学べ

Wabisabi

カニバリズム

2000年後 偽疫病

エベレストでExclusion

無量空処 輸送空路 急げ!

敵は待ってくれないから

仰げば尊し 堅気の職

嵌りそうで嵌まらない

罠にそうっと触れて見よう

軛をつけて指切りげんまん

薄い理性は

すぐに沈んだ

不義理のせい

なら結び直せない

個々の関係性とは

唯一だから憂鬱なのだ

袖触れ合うも他生の縁

鳴かず飛ばずの名も売れねえ

駆けずり回る若人A

蹉跌きたす程 野望追え

舗装路から外れたoff-limits zone

予報通りに降る雨が霧をもたらす

例えそれが理不尽だとしても

  • 作詞

    おのっく

  • 作曲

    Aybe

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大量生産される曲をコンベアに乗せても見送られるだけになったのはつい最近。アルバムの順番にも聴く側は意味を必要としなくなったとききます。だからこそ最初のアルバムはどこから聞いても良いように、全部が入り口になるように、そして自分らしくいられるように作りました。2022年12月から配信開始して2年目の今年。今までを記録する為の歌詞でこれからを鼓舞します。

アーティスト情報

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