モップで掃いたような突風で
「これは、言い訳になる」と喜ぶ
傍にあるのは、親切に期待したスチールドラム
口が 風を飲み込む
音をトカトカとたてて 漫ろ雨
洞穴へ歩を定め
酔い覚まし
蹌踉めく足
あけすけな喉で歌い
月の白と同じ猫とは
波消しブロックに逃げるまでの友達だ
相手してくれてどうもねって手を振って
サンダルが踵から剥がれる
割れたガラスを踏めば
血の気が引いて
酔いが引いて
持ち直して宵の風
星を流して泣き濡れる夜空に
雲を返す僕 息白く白く
もしも朝まで此処にいたなら
きっと世界と一つになるんだ
気を遣われると恥ずかしいよ
自作の詩は胸に落ちると
弾けずワインの染みになる
眠りに耽る意識無く石になる
垂れ流しの洗面所 まるで
秘境の打たせ湯
冷めた肩寄せる
身体が心を温めていくでしょう
血液が高める熱伝導率
説明不要になっていくPASSION
VIBES Whatever you call it
蓄えた蕾 抱えて冬眠
藪から棒に we are done I'm sorry
気長に行こうにも
イカダにボートに
どちらが得かは一目瞭然
雨が降るよの 助言も No way
不肖な性根 見破る聡明
待ち遠しくて 眩しく光る波
裾をさらうように 寄せて返す記憶
楽になりたくて 別れを選んだなら
きっと正解と言ってあげるんだ
星を流して泣き濡れる夜空に
雲を返す僕 息白く白く
もしも朝まで此処にいたなら
きっと世界と一つになるんだ
- 作詞
おのっく
- 作曲
SAHMIR
おのっく の“冷めた肩”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
一向に構わん
おのっく
- 2
過疎都市バス+
おのっく
- 3
砂と金
おのっく
- 4
Chilly youth
おのっく
- 5
Unconsciousness
おのっく
- 6
酸っぱい葡萄
おのっく
- 7
道の上、28℃の
おのっく
- 8
my song
おのっく
- 9
無償のLove的song
おのっく
- ⚫︎
冷めた肩
おのっく
- 11
Veni Vidi Vici
おのっく
- 12
遂げる
おのっく
- 13
蠱毒から、抜け出したミミズ
おのっく
- 14
露光
おのっく
- 15
ハンディキャップ
おのっく
大量生産される曲をコンベアに乗せても見送られるだけになったのはつい最近。アルバムの順番にも聴く側は意味を必要としなくなったとききます。だからこそ最初のアルバムはどこから聞いても良いように、全部が入り口になるように、そして自分らしくいられるように作りました。2022年12月から配信開始して2年目の今年。今までを記録する為の歌詞でこれからを鼓舞します。
アーティスト情報
おのっく
2022年から本格的にラッパーとして楽曲制作に励む。動物が好きで作品には、動物の名前がちらほら出てくる。虫も好き。
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