歌詞

けせない　けしごむ　ひとつ　ください

かけない　えんぴつ　ひとつ　あげましょう

とおりすぎてゆく　はるを

のこりすくない　なつの　においを

ゆうづきが　うたって

いま　ふゆの　まい

はなればなれの　あいたちを

おもいどおりに　ならない　このよを

つつむように　かくすように

いま　ゆきになる

ならない　ふうりん　ひとつ　かざって

つむいだ　はねで　あいを　おりあげた

たなばた　まつり　ささかざり

あまのがわ　いろどる　HANABI

ゆめのように　ながれて

いま　はじけちる

『そら』を　とべない　とりたちを

まちつづけて　こがれた　おもいを

たそがれが　そめあげて

いま　かぜになる

「なくさないで　ゆめの　かけら」

「わすれないで　あいの　きおく」

むすんだ　たんざく

いま　かぜになる

はるは　おぼろ　なつは　ゆく

やがて　はぎの　うわば　ゆらし

こがらしが　ふきぬける

ああ　『むじょう』の　つき