歌詞

あれに　みえるは　わが　ふるさとよ

いまは　とおき　そとの　くに

ちちの　おもいで　のこした　ままで

いまは　とおき　ふるさとよ

にくき　いくさは　おわれども

いとしき　さとは　うばわれた

みさきに　たてば　のぞめる　ものを

どうして　とおく　おもうのか

たかき　いただき　ほこらしく

ながめた　やまも　うばわれた

みさきに　たてば　のぞめる　ものを

どうして　ちいさく　おもうのか

あれに　みえるは　わが　ふるさとよ

いまは　とおき　そとの　くに

ははの　おもいで　のこした　ままで

いまは　とおき　ふるさとよ

にくき　いくさは　おわれども

いとしき　さとには　かえれず

みさきに　たてば　のぞめる　ものを

どうして　かなしく　おもうのか

あおき　そらは　はてしなく

しろき　くもは　ゆうゆう　として

へだたりも　なく　わたれる　ものを

どうして　ひとは　いけぬのか

いくとせ　つきが　たとうとも

いとしき　おもいは　うすれず

いくとせ　つきが　たとうとも

めに　みゆる　きょりに　かわりなし

にくき　いくさは　おわれども

いとしき　さとには　かえれず

みさきに　たてば　のぞめる　ものを

どうして　とおく　おもうのか