Lyric

よふけに　はしるあめは

さびしすぎて　かなしい

となりに　いるはずなのに

あなたは　いま　どこに

まどべの　よせうえばなは

あきにかった　しくらめん

しおれて　かわいそうで

まるで　わたしのようだわ

あめは　やむけはいもなく

いえじをいそぐ　ひとびとは

まつひとがいる　へやで

ゆめを　みてる　ころかしら

あきらめて　しまおうか

でも　あきらめられるの？

あなたが　のこしていった

うつりがに　うずくまる

へっどらいとに　うかぶのは

あのひとじゃ　ないかしら

まどべから　はなれられない

ねむらないまちに　ひとり

さむすぎる　へやに　すとーぶ

つければ　まどにも　なみだつゆ

よけいに　こころが　さむくなる

だから　もうふを　まきつけた

あめは　やむけはいもなく

いきかうひとも　いないまち

まどをたたく　おとは

あけがたまで　つづくのかな

あきらめて　しまおうか

でも　あきらめられない

でていった　あなたを

わすれたく　ないの

きがつけば　ねむっていた

いつのまにか　あがったあめ

なきはらした　めにあさひ

まぶしい　まどべのむこう

あさぎりかかる　とおりみち

ひとり　たたずむ　ひとがいる

かってに　でていったひと

あなた……　あなたなのね

おかえりなさい

……おかえりなさい