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歌詞

泳いでるままさ

BOND LOST ACT

三歳の頃の記憶のみずいろの中

泳いでるままさ

陽炎の名前も知らずただ揺れるから

寂しくなるんだ

砂浜からパラソル越しに見えた母の

僕を呼んだ声がまた白波に消えた

振り返れば遠ざかった最後のバスに

何回も手をふってたんだ

繊細な今日がいつかは終わって

あえなくなったっていいか思い出

もう日が暮れそうで僕は黙って

空を仰いでくしゃみが出そうで

まぶたをとじるよ

何回も同じ景色、季節をまわして

泳いでるままさ

そうやって

誰にも奪えないようなものを

言葉にしたのさ

どこへでも行けるなら

僕はここがいいや

トボトボと歩き

波のうちぎわに立って

どうしようもなく

遠くまで来てしまった

ような気はしていたのさ

繊細な今日がいつかは終わって

あえなくなったっていいか思い出

もう日が暮れそうで僕は黙って

空を仰いでくしゃみが出そうで

永遠が終わって季節も変わって

全てが忘れてゼロに変わったって

この場所だけずっと

あるような気がして

気がして気がして

繊細な今日がいつかは終わって

あえなくなったっていいか思い出

もう日が暮れそうで僕は黙って

空を仰いでくしゃみが出そうで

まぶたをとじるよ

まぶたをとじるよ

  • 作詞

    BOND LOST ACT

  • 作曲

    BOND LOST ACT

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  • 1

    遥か遠くの夏のような

    BOND LOST ACT

  • 2

    グッドナイトレモンサワー

    BOND LOST ACT

  • ⚫︎

    泳いでるままさ

    BOND LOST ACT

EP『fog.1』 "Minimal, Fuzzy and Summer"

アーティスト情報

  • BOND LOST ACT

    メンバー 龍磨 (vocal, synthesizer, manipulator) 楠蓮 (drums, perc, chorus) 多摩美術大学の同窓生である龍磨と楠蓮で、在学中に前身のバンドを結成。東京出身。 BOND LOST ACT は一貫して街を歩く少年少女が、彼らが体験し得ない、身に覚えのない郷愁、 ノスタルジアに襲われ胸が詰まる瞬間を描いている。 街に突如として現れる「凪いだ」時間。 ハードシンセサイザーで彩られるミニマルなサウンドに短編小説的なリリックを乗せる彼らのライブは、 聴き手をいつの間にか『裏返った世界』へ誘う。 アートスクール出身を生かし、楽曲、MV、その他全てアートワークを彼等のチームで制作。 2022年9月よりライブを開始し、東京都内近郊で精力的に活動中。 2024年1月31日ソニーミュージックより monogatary.com が企画する配信コンピレーションアルバム「READ 01」 にて2曲リリース。

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    BOND LOST ACTの他のリリース

cold summer films, inc.

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