Lyric

傘も差さずに　あの角で立ち止まる

煙った街　モノクロの恋が始まる

灰色の空　濡れるアスファルト

見慣れた駅前　すれ違うノイズ

「またね」も「さよなら」もなかったね

曇天が　ふたりを呑み込んだ

You said, “I’ll be fine.”

でもその笑顔　曇りガラスみたいで

触れたら　砕けてしまいそうで

何も言えなかった

曇天モナムール　愛しさは薄れてく

触れ合った手の温度だけが　この胸を焼いてる

さよならのない別れは　夢よりも曖昧で

今もまだ君を　名前で呼べずにいる

カフェの窓際　一人で飲むコーヒー

にがいだけじゃ　足りない気がして

口に出せなかった「好き」は

時間に飲まれて消えてった

We were so close

けど真実は

"close enough" じゃ　辿り着けない

嘘も優しさに変わる街で君は何を守ってたの？

曇天モナムール　忘れ方も知らずに

曖昧なキスの記憶　何度もリピートしてる

この恋は罰だったの？それとも逃避だったの？

どちらでもいい　もう戻れないなら