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歌詞

メリー・ゴー・ラウンド

Piyo Londirt

仕事終わりに

月を見る毎日

街の恋人たちに

なんにも思わない

ひとりで乾杯も

上手になったし

飽きたら片っ端から

電話したらいい

"ひとりでもう平気?"

あなたがいなくても

やっていけるから

いつまでも引きずる

なんてないから

"ひとりでもう平気?"

でも目を閉じても

あなたが消えない

人生はメリー・ゴー・ラウンド

きらめいた季節もつかの間

どの仔馬も年をとれない

子供達はおりてとせがむ

人生はメリー・ゴー・ラウンド

時間こそが本当といえば

嫌なことさえ輝いてしまう

幸せとは君との喧嘩

朝の光に

せつなくなる毎日

人は簡単に

強くならない

他人の笑顔を

破りたくなったとき

もうダメだと思ったの

どうしたらいいんだろ

"ひとりでもう平気?"

羽根がなくても

飛んでみようかな

あのきれいな

空に昇れるのなら

"ひとりでもう平気?"

命とひきかえに

あなたに会いたい

人生はメリー・ゴー・ラウンド

華やいだ日々をうたえば

その虚飾が惑わせてしまう

子供達は大人になった

人生はメリー・ゴー・ラウンド

時間もまた無意味と知れば

永遠に触れた気になってしまう

幸せとは悲しみの墓

人生はメリー・ゴー・ラウンド

燃えかすの年月をはらう

仔馬のように錆びゆく体

子供達はどこへ行ったろう

人生はメリー・ゴー・ラウンド

残り時間を抱きしめながら

やっぱりこう思うかもしれない

幸せとは君との喧嘩

手をつないだから

忘れられず

口づけはただ

魔法にかえる

抱かれては

深い霧が晴れる

受けいれるなら

あなたへかける

手をつないだのは

離すため

口づけたのは

毒味のため

抱いたのは

孤独を知るため

受けいれないのは

君のため

楽しかったね

楽しかった

でも生きなきゃ

うん

  • 作詞

    Piyo Londirt

  • 作曲

    Meiz

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    メリー・ゴー・ラウンド

    Piyo Londirt

アーティスト情報

  • Piyo Londirt

    福島県会津若松市出身のラッパー。14歳のときに母と弟と家を出る。転々とした先の市営団地の前にTSUTAYAがあったため、100円レンタルを利用して映画や音楽にのめり込んでいく。17歳のときに友人が事故死したのをきっかけにラップの曲を作り、文化祭で全校生徒の前で発表したことで自己表現の快感を覚える。上京後、2010年からWEB上に音源を発表。2011年に東日本大震災が起きたのをきっかけに、翌年に通信制の大学に入学、数年後に卒業。さまざまな法律や判例を知り、数分の楽曲では表現しきれないものに興味を持ち、脚本を学ぶようになる。現在は音楽活動と並行して、別名義で脚本家としても活動中。

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