歌詞

貫いた　その先の　その先の　その先の向こうへ

切り裂いた　暗闇の　暗闇の　暗闇の向こうへ

息も絶え絶えなままに　よじ登った

愛すらも　その先の　その先の　その先の向こうに

君すらも　暗闇の　暗闇の　暗闇の向こうに

それが　倒れぬ訳だと　言いたかったのか

（芯が削れる音がきこえる）　はじめから居なかったかのように

（心抉れる音がきこえる）　　彼が愛した人達は　今

（命擦り減る音がきこえる）　足跡辿る事も出来ない

彼は　自分の中に潜む自分に叫ぶ

「この手に触れた希望全てが　息絶えるのか！

ならば　これしか出来ない俺は　もう　どうしたらいい？」

栄光の　架け橋の　架け橋の　架け橋の向こうへ

泥沼の　苦しみの　苦しみの　苦しみの向こうへ

胃の中身　戻しながら　連れて行った

羨望と　揚げ足の　揚げ足の　揚げ足の向こうに

苛立ちと　悲しみの　悲しみの　悲しみの向こうに

何か　見出すことなど　ありはしないのに

（スピアが刺さる音がきこえる）　名も知らぬ人々に混ざって

（心に刺さる音がきこえる）　　彼が愛した人達も　今

（命に刺さる音がきこえる）　　喜び勇み　スピアを向ける

彼は　自分の中に潜む自分に叫ぶ

「この眼に見えた過去の全てが　敵になるのか！

ならば　これしか出来ない俺は　もう　どうしたらいい？」

甘えてはならない　甘えてはならない

絞り出すしかない

甘えてはならない　甘えてはならない

「スピアみたいに尖り続ける　勇気を俺に！

失うものが無い虚しさが　強さになるように」