歌詞

君の心に触れた瞬間、

僕は君に恋をした

もう一度、君に恋をした

はじまりは

春風の吹いた教室で

あくびをした君と目が合った

気持ちを持て余した帰り道は

君を思って

空、見上げていた

君とすれ違うだけで、

話せるだけで、

良かったのにね

想いは溢れて、

足りない、足りないよ、まだ

君との思い出が増える度に、

何回だって僕は君に恋をする

君と交わした言葉、すべてを

忘れたくないよ

あの日、見た空も、

一緒にいたことも

君の涙を知った、あの日は

心に触れたような気がして

もっと知りたくなってしまったんだ

もう一度、君に恋をしたんだ

君のいない世界なんて、考えられやしない

けれど、

もう一度「はじめまして」に戻れたらなんて

やり直したい訳じゃない

それでも、

あまりに青い春はあっという間で

この教室で君に会える日々

それだけでよかったの。

よかったのに、

ああ、好きだ

好きだ、好きだ、

ただ、ただ、君のことが

君が僕を忘れる日が来ても

君との思い出が増える度に、

何回だって僕は君に恋をする

君と交わした言葉、すべてを

忘れたくないよ、

忘れられないよ、

また同じ季節が巡っても

思い出が掠めて、帰りたくなって

雨のにおい、放課後、夕暮れ

何をしていても、君を思っていた

もうすぐ、さよならだ

あの日のような春風が

さらっていく、僕らの青

会えなくなるわけじゃないよ

わかっているけど

ああ、

君の心に触れた瞬間、

僕は君に恋をした