夜明け前の感情のジャケット写真

歌詞

待ちぼうけ

DG5

皺だらけの手が そっと抱き上げた

ぬるま湯の中で 昨日までの泥がほどける

陽だまりが似合う 小さな棚の上

「おかえり」その声で 少しだけ笑えた

優しい毎日が 静かに積もっていく

失くした時間まで 包み込むように

大切にされるたび 胸があたたかくなる

だけど心の奥には

帰りたい場所が ひとつだけある

窓の向こう 坂道には

今日もランドセルが揺れている

あの子じゃないって わかっているのに

小さな足音を 探してしまう

綺麗になった この体でも

抱きしめてほしい あの日みたいに

名前を呼ぶ あの声だけを

今もずっと 待ち続けてる

朝になるたび 埃を払う指先

「大丈夫?」と笑う 優しいぬくもり

幸せなんだと ちゃんと分かってる

それでも恋しいのは

少し乱暴なくらい ぎゅっと抱きしめて

笑いながら転んだ あの小さな世界

幸せには いろんな形がある

それでも忘れられないのは

たったひとつの

あのぬくもり

窓の向こう 坂道には

季節を乗せた風が吹いてる

もう会えないって 知っているのに

耳はあの声を 探し続ける

優しくされる そのたびに

胸のどこかが 少し痛む

「ただいま」って 飛び込んでくる

あの笑顔を 待ち続けてる

もし願いが ひとつだけ叶うなら

綺麗なままじゃ なくてもいい

もう一度だけ

泥だらけになってもいいから

「見つけた!」って

笑ってほしい

窓の向こう 夕焼け色に

今日も坂道が染まっていく

帰れないって 知っているけど

心はまだ あの日のまま

新しい幸せ 抱きしめながら

古い幸せも 手放せなくて

この小さな命は 今日も祈る

「また会える日」が来ることを

棚の上から 見つめる坂道

オレンジ色の空が 静かに滲む

「おかえり」

その声を夢見て

今日も私は

待ちぼうけ

  • 作詞者

    D:RISE

  • 作曲者

    D:RISE

  • プロデューサー

    D:RISE

  • ボーカル

    DG5

夜明け前の感情のジャケット写真

DG5 の“待ちぼうけ”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

夜は、人の本音を静かに映し出す。
届かなかった想い。
待ち続けた時間。
強がることでしか守れなかった心。
そして、少しずつ訪れる新しい朝。
**『夜明け前の感情』**は、恋の始まりから別れ、葛藤、そして再生までを、大人のR&Bサウンドで描いたDG5のミニアルバム。
切なさの中にも希望を宿し、一曲ごとに夜が明けていくようなストーリーが紡がれる。誰もが一度は胸にしまった「言えなかった気持ち」を、繊細なボーカルワークと美しいハーモニーで表現した作品。
静かな夜に寄り添い、夜明けの光へと背中を押してくれる一枚。DG5が贈る、大人のエモーショナルR&Bアルバム。

"