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Salvaged Tapes 2022 年のコレクションテーマは「雨を待つ庭」。 人々の個性や潜在的な可能性がどのように成長し実を結んでゆくのか、 その過程を体験する作品としてryo sugimotoの作品を迎えました。
作品の制作には Native Insturumentus 社の
Kontakt 用アコースティックピアノ音源「Noire」のみを使用しています。 各楽曲は楽譜として記載されていますが、そこには通常の演奏指示のみならず、 プラグインの各種パラメータ設定、時間的変化が指定されています。
再現芸術としてのクラシックの解釈を拡大し、 一見無個性にも思える電子機器の設定とプラグインの使用タイミングまでをも 指定した時、演奏者の個性はどこに宿るのかを提示する試みです。
レコーディングは演奏ホールで行われました。 音が発生した際の聴感を再現するため、ホールの響きを取り入れて録音しています。 それぞれの演奏者が演奏し再現する際には、 演奏される場所による再現性のゆらぎもユニークになりうるかもしれません。
作品のスコアはレーベルサイトよりダウンロードいただけます。
1988年生まれ。ピアニスト、キーボーディスト、作曲家。 ジャズをはじめ、ブラジルやキューバ、アルゼンチンなどのラテン音楽から電子音楽まで幅広いジャンルの音楽を演奏している。 現在はyuukitakamiとのユニット「aqubi」を中心に活動しており、2018年10月に1st album「scenes」をリリース。2021年11月に最新作「waltz」を配信リリース。 2016年から2017年頃にかけて東京塩麹に参加。小西遼主宰のTokyo sound-paintingのメンバー。市原佐都子主宰の劇団Qによる「妖精の問題」にピアノ演奏で参加、「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2018」に出演。 2020年よりTAMTAMにサポートメンバーとして参加。2021年、湯川潮音のEP「漂ようものたち」に参加。古川麦率いる「Baku Furukawa e Ondulações」に参加。
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