Lyric

地下鉄の改札を抜け

人をかき分けて歩き

ビルの影に隠れながら

地面だけ見ている

華やかな町並みでも

暗闇は照らさない

表から見えない道

仕方なく選んでる

周りの時間だけ

進んでいくのに

自分の時間だけ

進まずに止まってる

光り輝く街の

ライトが心に突き刺さる

閉ざしていたい闇を

容赦なくこじ開けてく

光りさえ届かない

闇の中を歩いてく

誰にも気づかれず

都会の隙間におぼれてく

ズレもなく横並びで

同じ距離を保ち

一つだけズレていると

誰かに気づかれる

どれほどの輝きでも

周りが暗ければ

同じだけの輝きまで

無理やり抑えられる

目立つこともなく

横並びにされ

まわりにあわせて

矯正されていく

ひとり輝いてると

誰かが直してしまうよ

同じ輝きのまま

立ち続けるだけでいい

目立つこともないまま

街に溶け込んでゆくだけ

少しの変化でも

見つかればすぐに直される

光り輝く街の

ライトが心に突き刺さる

閉ざしていたい闇を

容赦なくこじ開けてく

光りさえ届かない

闇の中を歩いてく

誰にも気づかれずに

都会の隙間におぼれてく