歌詞

何げない言葉通り過ぎて行きまるで

一文字にとらわれ彷徨う議会(つどい)に似ていて

いつの間にこだまのようにこの素肌に

ニュアンスまでもが響いてた

いつも言葉(くちびる)は景色夢のように

見せては気位を裏切って

ときめいて君が明るく見せる仕草こらえきれず

振り子時計の胸を引き裂くひさめき

一言に心置き去り気遣いに頬をあからめ

分かることなどなくてだけれどいまでは頷く揺れる気持ちを

いつまでも揺れ続けるこの胸の音叉

道端のつぶてが時にはかけがえないもの

謎めいた瞳とくちもとの神秘が

心にさめやらないままで

あの時あの身のこなしはどういう

断想からだったのでしょう？

ぬくもりの中は得難く言葉にしたくて大声で

そのそぶりからいつも振り回されては

わずかな手がかり明かりにやがて立ち尽くす別れ路

先の見えない距離に迷ってこのままつながる未来はどこへ？

鏡には映るよ 僕の言葉には

まどろみのあなたは何を思うのか？

ガラス叩いてる雨の響きには

何一つも言わず過ごして

瞬く間景色秋めく　この声が消える儚さ

その体内にとける息吹のカラーは？

ささやきが空に描いた手がかりが気まま踊るよ

この言語学　風に揺れてはあなたは黙りこんでしまうもの

あからめずに笑顔向けて