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歌詞

りんごん

中野来夢

丘の上になにがあるのか

知りたくて駆け登ったこともあったな

膝の傷に染みた汗すら

忘れてただ走った日を覚えてる

胸の鐘がりんごんと鳴ってる

鈍い音が街を染めてく

私の命ごうごうと燃えてる

跳ねる脈の拍子にのせて

りんごん

沖の上に船を浮かべて

脇目も振らずに漕いでいる腕

そんな日々に昂る心を

なにより大事に生きてゆきたい

胸の鐘がりんごんと鳴ってる

鈍い音が街を染めてく

私の命ごうごうと燃えてる

跳ねる脈の拍子にのせて

りんごん

鈍い痛み浴びて立ってる

烈風に殴られた花や木のように

だのに、こんなにも気持ちがいいのは

それが鐘を鳴らすことだから

胸の鐘がりんごんと鳴ってる

鈍い音が街を染めてく

私の命ごうごうと燃えてる

跳ねる脈の拍子に乗せて

りんごん

  • 作詞

    中野来夢

  • 作曲

    中野来夢

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中野来夢が2024年7月2日にアルバム「描く」をリリースする。

本作はアルバムを通して、中野の生まれ育った福岡県飯塚市の風景を再現しており、そこから始まって行く旅路について歌った作品である。

アーティスト情報

  • 中野来夢

    2000年生まれ 福岡県出身、新進気鋭のシンガーソングライター。 日常の風景や自身の内面を歌う簡素な中にも芯の強さを秘めた青臭さの残る歌声が魅力。 本人の歌とギター・ピアノに彩りを添える程度に抑えられている小編成の伴奏陣。 必要最小限の楽器の音だけを加えた歌そのものが引き立つようなミニマルな音作り。 親しみやすいメロディ、素朴な風合いの音に抒情と寂寞をすくい上げて情景描写に優れた詞を歌う新世代のトーキングブルース。 温かなポップセンスと飾り気の無いシンプルな佇まいは世代を越えてより幅広い層に届けられることになるだろう。

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