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歌詞

中野来夢

知らぬ間に抱え込んだ

雨が降り注いで

か弱いお前は

傘もなく

ひとり佇んでる

誰も皆繁吹く街を

そそくさと過ぎ去っていく

まるであたかも

土砂降りが

あたりまえのように

この雨が終わるまでには

間に合うかな

あたしはただなりたい

傘を待つ人に

傘をさす人に

悲しみを分かち合うほど

僕たちは器用じゃないが

なにもないけど

そばにいる

それでいい気がした

草原に立つ緑や

土手に咲いてる花

たまの光や

雨粒を

受けて息をしてる

それでもまだお前が震えてるなら

走るよ

この雨が終わるまでには

間に合うかな

あたしはただなりたい

傘を待つ人に

傘をさす人に

  • 作詞

    中野来夢

  • 作曲

    中野来夢

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中野来夢 の“傘”を

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中野来夢が2024年7月2日にアルバム「描く」をリリースする。

本作はアルバムを通して、中野の生まれ育った福岡県飯塚市の風景を再現しており、そこから始まって行く旅路について歌った作品である。

アーティスト情報

  • 中野来夢

    2000年生まれ 福岡県出身、新進気鋭のシンガーソングライター。 日常の風景や自身の内面を歌う簡素な中にも芯の強さを秘めた青臭さの残る歌声が魅力。 本人の歌とギター・ピアノに彩りを添える程度に抑えられている小編成の伴奏陣。 必要最小限の楽器の音だけを加えた歌そのものが引き立つようなミニマルな音作り。 親しみやすいメロディ、素朴な風合いの音に抒情と寂寞をすくい上げて情景描写に優れた詞を歌う新世代のトーキングブルース。 温かなポップセンスと飾り気の無いシンプルな佇まいは世代を越えてより幅広い層に届けられることになるだろう。

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