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歌詞

晩夏の花火

中野来夢

傷つくことを恐れては

言いたいことも言えずにいる

大事なことは口にせずとも

伝わるなんて思っていた

人が行き交う夜の駅で

なんだか妙に寂しくなった

あなたを想って想って夏が暮れる

光って散った花火のように

胸が痛んで気づいたんだ

今に夏が終わっていくこと

両手を伸ばして掴んでいた

気になっていた夜の背中

今この手に残ったのは

少しの後悔とぬるい風だ

街の明かりが消えゆくほど

なぜか気持ちは落ち着いていった

これから日々は寒くなっていく

そのたび僕は思い出すんだ

まとわりついたぬるい風や

言えず濁したあの日の言葉

あなたを想って想って夏が暮れる

光って散った花火のように

胸が痛んで気づいたんだ

今に夏が終わっていくこと

想って想って想っている

胸が痛んで気づいたんだ

今に夏が終わっていくこと

全て過去に燃えて消える

忘れられない夏の記憶

  • 作詞

    中野来夢

  • 作曲

    中野来夢

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中野来夢が2024年7月2日にアルバム「描く」をリリースする。

本作はアルバムを通して、中野の生まれ育った福岡県飯塚市の風景を再現しており、そこから始まって行く旅路について歌った作品である。

アーティスト情報

  • 中野来夢

    2000年生まれ 福岡県出身、新進気鋭のシンガーソングライター。 日常の風景や自身の内面を歌う簡素な中にも芯の強さを秘めた青臭さの残る歌声が魅力。 本人の歌とギター・ピアノに彩りを添える程度に抑えられている小編成の伴奏陣。 必要最小限の楽器の音だけを加えた歌そのものが引き立つようなミニマルな音作り。 親しみやすいメロディ、素朴な風合いの音に抒情と寂寞をすくい上げて情景描写に優れた詞を歌う新世代のトーキングブルース。 温かなポップセンスと飾り気の無いシンプルな佇まいは世代を越えてより幅広い層に届けられることになるだろう。

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