Lyric

薄闇を纏う白い肌

露に透き通り

二度と目覚めぬ瞳

誰も踏み入れない

深い森 花びらのベッド

亡骸の彼女に出逢う

いくつかの最期を見た…

こんな形の幕開けを恨もう

この哀しみを紐解いて

涙の跡が拭えるまで

呼びかけるよ ジェイン ドウ

たとえ命より大事に

温めたものも他人事で

奪われる闇の前で、

光をくれ 雨に濡れて 燻る火を

狂い始めれば

ひとりでは抗いきれずに

葛藤 爪痕 孤独

掬いあげる手を待ち侘びて

ついぞ果たされぬ

それすらも受け入れるのか？

不自然な優しい嘘

胸に届いた冷たい刃

名前も過去も意味さえも

問わずに抱きしめられたなら

変えられたか ジェイン ドウ

真実ばかりに埋もれて

事実がうやむやにされれば

ありもしない罪を被って

晒されるの、言い返せない、

聞く耳もない

手遅れの憐れみより

それと気づかぬ幸せがいい

この哀しみを紐解いて

涙の跡が拭えるまで

呼びかけるよ ジェイン ドウ

たとえ生命より大事に

温めたものも他人事で

奪われる闇の前で

光をくれ 雨に濡れて 燻る火が

刹那の風 吹き消されて

真っ暗闇を這ってでも行こう